RERA: Rubber balloon experiment for reentry capsule with thin aeroshell
ゴム気球を用いた大気突入カプセル自由飛行実験を実施し、その高頻度実証プラットフォームを構築、本来相反する性質のパラメータ研究と実証研究を両立する手法を提案しています。
2022年7月1日にその初号機RERA-1を大樹航空宇宙実験場から放球し、高度25kmにおいてカプセルを切り離して自由飛行を行いました。飛行中の座標や姿勢、画像データは期待通りに取得されました。
2023年7月8, 9日にRERA-2, RERA-3を放球し、飛行中のデータを取得することができました。
関連論文
- 高澤秀人,末永陽一,宮下岳士,平田耕史郎,若林海人,高橋裕介,永田靖典,山田和彦,「ゴム気球を利用した新型大気圏突入カプセルの低速領域の自由飛行試験」,JAXA Research and Development Report, JAXA-RR-22-008, pp.37—50, 2023-02-17, http://id.nii.ac.jp/1696/00049111/, DOI: doi/10.20637/00049111